あずあずの「楽しくてしょうがない!」〜トーク&ミニライブ in中央大学〜


行ってきました。

時は学祭期。
往復ハガキさえ出せば無料なのでとりあえず出してみたら応募者全員当選。
アイカツの話が聞けたりとのお触れがあったので期待大。


当日調べて知ったのだけど多摩キャンパスは遠すぎる。
造形大とどっこいどっこい
電車を乗り降りしつつ多摩動物公園駅下車。
休日だから家族連れしかいなくてアウェイofアウェイ。
そこから10分ほど歩いて中大多摩キャンパスへ。

会場着。
開場5分前ってギリギリに着いたので待機列が結構伸びてた。
整理番号のとこに入り込んで開場と共に順次入場。
会場の講義室はなんとも小じんまりとしたスペース。
全員入りきってざっと見渡すと100人程度しかいないっぽい。
座席には紙が2枚あって、1枚はアンケート用紙。
もう1枚は「あずあずがツッコむのでボケてください」とコーナーで使う用の用紙。
開演まで20分くらいあったのでどうしようかなーと考えつつ、
「田所さんがメインヒロインのあのアニメ観ました!
 ゆ・・ゆう・・・幽白!」
っていうぱっと思いつきのネタを書いて提出。
採用されるといいなくらい。

開演。
司会の学生さんの挨拶。
緊張は伝わるけどオドオドしすぎず好印象。
田所あずささん入場。
講義室に入り口が1箇所しか無くて、ステージは講義室の奥側にあるから、
田所さんは客席間の通路(左右2つ)を通っての登壇ということに入場時に気づいて、
僕の座席の位置が通路沿いだったのでもしかすると目の前を通ったり・・って思ったけど、
逆サイドの通路を通ってた。
残念。
田所さんも緊張気味だけど司会の学生さんを弄って少しリラックスしてるみたい。
挨拶もそこそこに司会の人がハガキに書いてある質問を読み上げる。
そういえばハガキにそういうのを書いた気もする。
質問コーナーもあって場も温まる。
客も田所さんも司会の人を弄る感じで和気藹々って感じだった。

まずは最初のコーナー「あずあずを振り返ろう」
デビューして間もない上に割と大きめの役もちょいちょいあるのでなるほど具合の良いコーナー。
声優になったきっかけからデビュー時の思い出、今まで演じたキャラに対する思い入れとかが聞けた。
大橋彩香さんと2人でやってたラジオの話とか、聴いとけばよかったと少し後悔。
アイカツに少し触れつつ、アイマスの話とか勇しぶの話とか。
アフレコ現場の話とかやっぱり良いなあ。
勇しぶのラジオの話も少し出てたので聴いてないのをまた後悔。
ちょいちょい笑いも起きつつストレス無くトークを楽しめた。

続いてアイカツのお話のコーナー。
スペシャルゲスト綾奈ゆにこさん登場。
このサプライズにはびっくり。
綾奈さん自体はきんモザだったりでお名前は知ってたので嬉しいサプライズ。
綾奈さんが担当した回を中心に司会を置いて2人でトーク
らいちくんの女装がやばいとか綾奈さんの書く回はキャラが凄くいきいきしてるとか。
面白かったエピソードとしてはバレンタインの回でいちごちゃんがイチゴ形のチョコを作って、
あおいが「私を食べてって意味ね」みたいなセリフを言うのだけど、
田所さんがちょっと含意を汲んだような恥ずかしそうな演技でそのセリフを言ったら音響監督さんから「あおいちゃんはまだそういうのわからないから…」って突っ込まれたというのが良かった。
その後蘭ちゃんも似たようなセリフを言うのだけど大橋彩香さんも似たようなダメ出しを受けてたみたいな話もあって笑った。
その他いろいろ、本当にガッツリ時間を割いてアイカツの話で盛り上がった。
お互いに質問とか、お客さんから集めた質問とか。
キャストと脚本の2つの立場から作品について聞ける機会、しかも自分の好きなアニメでなんてそうそう滅多に無い。
もうこのコーナーだけで今日は来て良かったなって思った。
綾奈さんが退場してコーナー終了。

続いてはあずあずがツッコむコーナー。
事前に書いたボケからスタッフが選出した10個について田所さんが次々と突っ込んでいく。
スペシャルゲストで田所さんのマネージャーさん登壇。
厳しそうな敏腕マネージャーみたいな印象。
少しトーク
田所さんがいかにしっかりしてないかをマネージャーから語って本人は必死に否定してて可愛かった。
九州8県に中国地方の県が入ってくるのはなるほどって感じだった。
コーナー本題。
マネージャーさんは田所さんのツッコミについて上手くツッコめてたなら○を、そうでないなら×を出す係。
やっぱり前のコーナーが押したのか巻き気味にポンポンとボケを読み上げ→ツッコミ→判定の流れ。
6個目くらいに僕が書いたやつも読まれた。
ツッコミは「お・・・惜しい!」
判定は×。
1個1個にそんなに言及してなかったからほとんどそれだけだったけどまあ言及されても恥ずかしいだけなので良し。

次はプレゼントコーナー。
座席番号の書いた紙を引いてその座席の人にサイン色紙プレゼント。
今回は全部で4枚。
100人もいない中から4人なので当たる確率は普段よりは少し高いかなとか思ってたら、
まさかの3人目で僕が当選。
座席番号が読まれて元気よく「はーい!」って言ってしまった。
自分の持ってる座席番号の書かれた整理券と引き換えにプレゼントと交換なので
整理券が一気に万札かってくらい貴重なものに見えるのと同時に
周りの人間が全員敵に見えた。
完全に大金を輸送する気分。
しっかりとポケットの深いところに整理券を入れて深呼吸。
平静を取り戻す。

続いてお待ちかねライブコーナー。
司会も「飛んだり跳ねたり大丈夫ですので存分に盛り上がってください」と煽る。

1曲目「ときめきアドベンチャー
どうやら田所さん名義のライブ定番曲みたい。
王道ポップスって感じでライブでも盛り上がれる良い曲。
初めての曲なのでコールとか上手く対応できなかったけど楽しい。
Aメロ前半とか大サビとかクラップが多かったのは会場のせいなのか普段もこんな感じなのかしら。

2曲目「キセキ」
これもかっこよくてライブで盛り上がれる曲。
さっきより低い声で歌い上げてる。
Aメロからクラップなり名被せなりコール入れまくり。
BメロもPPPHかと思いきやオーイングなのは声優ライブとは明らかに異なる雰囲気。
サビの途中で警報が入るとは思わなかった。
知識は全くないのだけど、声優ライブというよりは本当に地下っぽい感じだった。
いやでも田所さんはカッコ良かったし間奏で客を煽ったりノリノリだった。

この辺りでMCとコールアンドレスポンス。
コールアンドレスポンスなんてあるのか知らないぞと慌てたけれど、
「私が言うことに『しょうがない!』って返してください」とのこと。
なるほどシンプル。

「まだまだ不安で」
 \しょうがない!/
「みんなも不安で」
 \しょうがない!/
「でも楽しくって!」
\しょうがなーい!!!/

って感じ。
シンプルなのに楽しい。
コールアンドレスポンス自体きちんとしたのは初めてだったけどこれは楽しい。
ここでなんていうか田所あずささんの芯に迫れたというか魅了されたというか本当にそんな気分になった。

3曲目「ヒカリになって」
かっこよくて聴かせる系のサウンド
それでも地下よろしくどんどんコールを入れていく。
このノリは慣れるとすごく楽しそうなのだけど声優さんのイベントとの切り替えに苦戦しそう。

以上3曲で終了。
EDトーク
司会の「今日は何日ですか?」「じゃあ来週は?」みたいな流れからのお誕生日サプライズ。
バースデーソングも流れだしてお客さんみんなで合唱。
本人を前にお祝い出来たのはもちろん嬉しいけど、
この全体のアットホーム感がすごく良い。
本人もすごく嬉しそうで大満足。
20歳になってしたいこととか抱負を語ったり。

さらに時間が巻き気味とのことで急遽司会の裁量で質問コーナー。
お客さんから挙手制で田所さんに訊きたいことを募る。
そんないきなり言われても出てこないぞ…って思ってたら周りはガンガン手を挙げる。
近々のイベントのこととかポンポン質問しててやっぱりファンは強いなって思った。

数個質問に答えて改めて締めの挨拶。
挨拶も終わって田所さん退場。
田所さんが退場してしまったらまた司会の人がお客さんからいじられてた。
終演。

講義室を出て早速整理券と色紙を交換。
ポンと渡されて手がわなわなと震える。
写真を撮ってTwitterで自慢したり。
丁重に色紙を手提げに仕舞って、普段の10倍くらい手提げに気を配りつつ帰路へ。



学祭イベントはこれで3つ目。
今回はどこを取っても良いイベントだったって自信を持って言える。
デビューや生い立ちの話から田所さんへの興味が増し、
1話から欠かさず観続けてきたアイカツの深い話を聞け、
人生初となるサイン色紙も手に入れ、
ライブでは新たな文化圏と彼女の新たな魅力を堪能し、
文句なしに最高のイベント。
中央大学漫研さん本当にありがとう。
前に行った2つの学祭がそれほどでもなかったので
「学祭なんてやっぱりこんなもんか」と学祭に対するある種心構えが出来上がってたのに、
今回はそれを見事に打ち壊してくれた。
こういった企画をしてくれるなら来年も中央大学さんに足を運びたくなる。
それくらい、演者も、客も、スタッフも、全てがマッチした良いイベントでした。