いのりっくまライブ&トークショー


行ってきました。

関東でやるやる言ってたいのりっくま。
チケ発売してすぐに買いに行って整理番号40番台だった。


銀座に行くのはたまゆら以来2回目だと思うけど有楽町でちょっと迷った。
ほぼ一直線だったけど時間かけつつ開場10分前くらいに銀座パセラ着。

開場5分前くらいに整列が始まったけど人数が少ない少ない。
全部で100人前後。
普段うん百人のイベントばっかりだから整理番号40番台でちょっぴり浮き足立ってたのに、
実際は半分くらいの位置だった。

開場。
地下2階くらいまで降りた。
全席自由だから急いで席を確保。
前から5列目くらいの真ん中通路側で割と見やすい位置。
入場時に配られたアンケートを書きつつ開演待ち。
周りが結構物販コーナーに列を作っててあーCD販売かって見てて、
まあすごい並んでるし終演後に買えばいっかってその時は楽観視してた。

開演。
まずは司会の男性(名前失念。プロデューサー?だったかそんな感じの関係者)登場。
北九州のイベントでも司会をやったっぽい。
そんなに鼻につかない軽快な喋りで僕の中で好印象。
挨拶もそこそこにいのりっくまのお二人登場。
水瀬さんも加隈さんも可愛い。
水瀬さんのタイツがちょいちょい見るなんか膝に黒ネコがついてるやつ。
で、ハーフパンツ。
上は二人共水色のいのりっくまTシャツだった。
どちらも手に花の入ったカゴ?を持ってて、
なんでも井ノ上奈々さんが楽屋に置いていてくれたとのこと。
だから今日は奈々さんも見に来てくれてると思って…って流れで
なんか亡くなったみたいな扱いだったのが面白かった。

ひとしきり喋ってコーナーへ。
コーナー名は「クイズ 100人くらいに聞きました」
すごい聞いたことあるタイトル。
ルールはお題に対して1位〜5位を当てて正解に応じてポイントがもらえる。
3回やってポイントの多いほうの勝ち。
負けた方に罰ゲーム。
事前にその3つのお題についてアンケートで書かされてて、
まあ観客が全員で100人くらいってことでこのタイトル。

1つ目のお題は「いのりっくまに今後歌ってほしい曲のジャンル」
僕はとりあえずバラードって書いといたら確か4位くらい?だった。
ジャンルって言われてもお二人とも急には出てこないっぽくて、
観客にヒントを求めたりで結構時間かかってた。
なにぶん全部で100人前後しかいないから割と観客の声も拾う拾う。
僕も音楽に関して明るくなかったので気の利いたヒントとかは叫べなかった。
どちらかが答えを何か言った後司会が「○○、あるでしょうか!」みたいなことを言うと、
観客全員で「あるあるあるある」って言ったり、
司会の人が「解答権が移動します」とか言ったり、
そういう世代の人が多いのかかなり元ネタの番組を意識してて面白かった。
ただいのりっくまの2人はネタがあんまりわかってなくてぽかんとしてた。
そんなこんなで司会の人はヒントとか出しまくって時間かかりつつも巻き目に進行。
1位〜5位まで全部当てないと次に進めないからイベントにするには結構難儀な面もあるなあ。
このコーナーすごく楽しかったのでもっといろんなとこでやってほしいけど。

2つ目のお題が「みんなが思う『水瀬いのりの好きなところ』」
来ました本番。
アンケート書いた時にはこういう使い方をするとは思ってなかったから、
1つ目のお題の時点でああこう来るのかって結構ニヤニヤしてた。
水瀬さんも照れたり慌てたりで可愛い可愛い。
解答は水瀬さんからということで、
悩みに悩んで「声が可愛いところ」
これはもちろんランクイン。
加隈さんはニヤニヤしながら自信満々に「(見た目・ビジュアルが)可愛いところ」
これもやっぱりランクイン。
次に水瀬さんは、やっぱり悩みに悩んで「笑窪(笑顔)」
これはランク外。
そんな感じで終始水瀬さん以外の皆がニヤニヤしながら進行。
「小動物っぽい」とか「若い」「高校生」とかいろいろ挙がってウンウンって感じ。
いやー良いコーナー。

3つ目は予想通り「みんなが思う『加隈亜衣の好きなところ』」
今度は加隈さんの番。
解答も加隈さんからで「やっぱり」みたいな顔でふてくされる加隈さん。
水瀬さんも自分がいじる側になったらニヤニヤしだして可愛い。
最初は加隈さん、とりあえず「声が可愛いところ」を挙げる。
もちろんランクイン。
かなーりきわどい話をすると、
水瀬さんみたいに自信持って「(ビジュアルが)可愛い」と断言は、
加隈さんに関しては難しいので、
なんとなく会場全体がそれを避けてる雰囲気があった。
僕の勘違いかも。
でも「おねえちゃんっぽい」とか「腹黒い」とか、
やっぱりウンウンって思えるラインナップだった。
最後まで残って一番出るまでに時間がかかったのが、
「全部」ってところで、
それはヒント無しじゃ厳しいでしょ〜って思った。
アンケート書く時点では企画わかんないからしょうがないけど。
ここまでの獲得ポイントを計算して勝つためには何点取らなきゃいけない
とかそういうくだりで、
最後のその「全部」を答えられたらポイント2倍とか司会の裁量もあって、
僕もポイント集計はしてなかったからなかなか楽しかった。

ゲーム終了で結果発表。
加隈さんの勝利。
水瀬さんが結局あの2倍したポイントを貰ってたのだけど、
ポイントを2倍して足しても加隈さんが勝つって点差だったらしい。
それであの盛り上げ方は司会の人が上手いなあ。
負けた水瀬さんには罰ゲーム。
罰ゲームは「壇上で演歌をノリノリで歌う」
セオリー通り萌えセリフとかシチュエーションで変なセリフとかそういうのかと思ってたから、
おお、そう来ますかって感じ。
なんで演歌なんだ・・wとかそんなこと思ってた。
水瀬さんがえーイヤだイヤだとか文句を言いながらステージ中央へ。
曲は「津軽海峡冬景色」
イントロが流れ始めると流石パセラさんってことで、
前と左右両サイドのスクリーンにカラオケ映像が表示される。
観客も手拍子でお膳立てはバッチリ。
そして歌い出し。
水瀬さんが歌い出した瞬間の僕含む観客皆の反応といったらもう。
「おおおおおおおおおおおおおおおお」って本当にそんな感じ。
底抜けに上手い。
水瀬さんのあの可愛らしい声とキャラからは想像の付かない小節とビブラート。
水瀬さんが水樹奈々さんの大ファンという話は聞いたことあったけれど、
あの歌い方は確実に完全に水樹奈々さんリスペクト。
演歌ってチョイスはこのためだったのかと歌い出し数秒ですごく納得。
サビ最後の「津軽海峡冬景色〜」のところなんてもう心酔しきって聞き入ってた。
これはもっと彼女にいろんな曲を歌わせるべきだって、
改めて声優・水瀬いのりの可能性に触れることができた気がする。
ワンコーラス音も外すことなく完璧に歌いきった水瀬さん。
間奏中にサイドに座ってる加隈さんを立たせてステージ中央へ無理やり引っ張る。
マイクを持たせて歌って歌ってとせがむ。
観客も煽る煽る。
加隈さんは「私勝ったよ!??勝ったのに??!!」って感じ。
でも2番が始まったらちゃんと歌い出してくれた。
サービスのいい加隈さん好き。
加隈さんも2番をしっかり歌って司会の人も終わらせようとしたけど、
水瀬さんだったか観客だったかの「まだ(曲は)続くよ!」の声でまだ続行。
加隈さんは水瀬さんを中央に残して捌けようとするけど水瀬さんがそれを許さない。
そうこうしてる内に大サビが始まって観客が歌い出す。
結局いのりっくま+観客約100人での大合唱。
もう状況が面白くてケラケラ笑いながら僕も声を張って歌った。
もうこの一連の罰ゲームのくだりが楽しすぎてこれだけで来てよかったって心から思った。

罰ゲームも盛り上がってコーナー終了。
次はライブコーナーとのことで準備のために2人は一旦捌ける。
司会の人がしばらく場をつなぐ。

ライブコーナー。
改めていのりっくまのお二人が登場。
そしてACRYLICSTABの2人も登場。
このACRYLICSTABさんがいのりっくまの楽曲2曲を提供してくれたとのこと。
なるほど知らなかった。

1曲目は「First Light」
ACRYLICSTABのギターの人による生演奏で、
いのりっくま+ACRYLICSTABのボーカルの人が歌う。
カッコイイ曲だけどアコギソロなので割としっとり。
これだけ小規模だとキンブレ振るより手振りか手拍子でもいいかなって思いつつ、
とりあえずしっとりな雰囲気だったからキンブレケチャしてた。
色はTシャツの色に合わせて水色が妥当っぽかった。
Cメロに割と入れにくい形で「ready go!」って客がコールを入れる部分があるのだけど、
やっぱり皆予習ができてない状態なので言えてる人はホントに数人だった。
僕もラジオでそういうコールがあるってことだけ知ってたけど、
完全に忘れてたし覚えてても予習できてなかったから言えてなかったと思う。

1曲目が終わって、
ボーカルの人が「2曲目はあの曲でーす、みんなも一緒に歌って下さい」みたいな、
なんとなく含みのある言い方で、
おや、なんだろうと思いつつギターが鳴り始めると、
「はっぴばーすでーとぅーゆー」って歌い始めてなるほどお誕生日ソング。
僕も観客の皆もそれに合わせて歌い始める。
そういえばアンケートの一番最初のところに
水瀬いのりさんにお誕生日サプライズするから一緒に歌って下さい」ってあった。
コーナーとか楽しくてすっかり忘れてたけどこのタイミングか。
水瀬さんもびっくりした顔でケーキも出てきてサプライズ成功。
12月2日が誕生日なので割とぴったりのタイミング。
僕もやったー本人におめでとうって言えたぞー来てよかったーって感じ。
水瀬さんは最初自分の知らない曲が流れ始めたと思ってすごい焦ったらしい。
可愛らしいなあ。。。

誕生日をお祝いできてACRYLICSTABさんは退場。
ここからはいのりっくまだけで改めてライブ。
2曲目は「みずいろグラフィティ」
落ち着いたバラード曲。
何も振らずじっくり聴こうかとおもったけど、
水色のサイリウム振ってくださいみたいなことを言われたので。
それはもう捧げるように丁寧に振った。
ラジオで聞けたから予習もちょっとしてたけどやっぱり良い曲。
途中やっぱり歌詞をちょっと間違えてはにかむ加隈さんが可愛かった。

3曲目は「First Light」
曲に行く前に少しコール講座。
1回目のFirst Lightの時もあった「ready go!」のタイミング講座。
3回か4回くらいやってようやく慣れた。
曲もさっきのアコギver.でなくCD音源なのでさっきよりノリノリでみんなサイリウム振ってる。
問題のCメロ「ready go!」も皆声が揃ってお二人も嬉しそう。

ライブコーナーはこれで終了。
そしてそろそろお別れの時間。
いのりっくまが期間限定ユニットってことでこれが年内最後のイベントで
かつ暫定これがいのりっくまでの最後のイベントだけど、
お二人の挨拶的に解散ってわけでは無さそうで、
2014年以降も決まってはないけどやる気満々って感じだった。
だからこれで終わりみたいなしんみりムードにもならず、
割とあっさり終わった。

加隈さんが「この後もサイン会でお会いするから・・・」って言ったところで、
サイン会!!!!!??!?!?ってなって、
そこで初めてCD購入者にサイン会があるってことを知る。
お二人が捌けた後急いでCDを買おうと物販コーナーに走る。
僕はなぜか完全にCDの値段を1100円って記憶してて、
物販コーナーに並んでる時によく見たらCDの値段は1800円。
大丈夫だろ・・って思いつつ念のため財布の中を見たら1500円。
知り合いがいるわけでもなくどう頑張っても買えない。
他の皆がサイン会のために列形成をしてるのを尻目にトボトボ会場を後へ。
涙が出るくらい悲しかった。

とぼとぼ有楽町駅まで歩いたら山手線が止まってるという運の無さ。
CDを買えなかった腹いせも含めて近くのご飯やさんで1000円分くらい夕食とった。
食べ終わったら山手線も回復してて帰路へ。



2013年で一番愉快な思いをして、一番悔しい思いをしたイベントだった。
本当にいのりっくまのお二人はどちらも可愛らしいし、
コーナーは普段あんまり見ない斬新かつ楽しいもので、
水瀬さんの演歌も聞けて、皆で演歌を合唱できて、
ライブでのアーティスト「いのりっくま」を堪能できて、
本当に楽しかった分、
下調べをしなかったがためにCDを買えずサイン会に参加できず、
本当に悔しかった。
絶対こういうことがこれ以降無いようにしようって、
猛省をするしかない。
とにかく2013年も最後にして一番思い出に残るイベントだった。